光触媒コーティングとは、光をエネルギーとして菌やウイルスなどの物質に化学変化を起こさせる触媒( 酸化チタンなど)を混ぜたコーティング材を塗布することです。
太陽光や蛍光灯などの光があたることで、表面に活性酸素が発生し、様々な菌やウイルス、汚れの物質が変化し、抗菌・抗ウイルス、防汚、消臭などのあらゆる効果を発揮します。
当社で使用する光触媒コーティング施工はk o - k i nを使用したものになります。
K o - k i nは株式会社スマートコンサル社にて開発された光触媒コーティング用の塗料です。
光触媒が太陽光や室内光を受ける事で、コーティング層が剥がれない限りウィルスや細菌を継続して分解するので安心してご利用いただけます。
k o - k i nは99%が水で生成されており、p hは7 . 1と中性です。※
その為、肌に触れても、眼に入っても刺激は無く、施工者も安心して使用可能な成分になります。
もちろん、施工後も基材を腐食させる心配はありません。
様々な菌やウイルスを分解除去し、増殖を抑え感染力を奪うため、院内感染やクラスター対策等の感染症対策に繋がります。
お風呂やトイレ、キッチンなど湿気が発生しやすい場所のカビを分解し、カビが原因で発生する汚れや臭いを軽減します。
コーティング面に付着した汚れを分解するため、雨や水などで汚れが洗い流されやすくなり、汚れもつきにくくなります。
トイレやタバコ、ペット、ゴミなど、様々な住空間に存在する臭いの元になる成分を分解し、消臭・防臭効果を発揮します。
近年、多くの光触媒製品を見かけるようになりましたが、一言に光触媒と言っても純度や粒子のサイズ、形状などが異なります。
ko-kin.光触媒は佐賀県県有特許を用いた水系光触媒の製法を用いて、槍型形状と多面体形状の酸化チタンを組み合わせ、紫外線はもとより可視光化においてもパフォーマンスを最大限発揮し、また常温下において強固な膜を形成することができるナノ粒子水溶性光触媒コーティング剤となっております。
形状 | 槍型 |
---|---|
粒子 | 10~15ナノメートル |
成分 | 酸化チタン・水 |
形状 | 球型・針型 |
---|---|
粒子 | 80~90ナノメートル |
成分 | 酸化チタン・有機溶剤 |
赤インクによる分解比較試験で、他社製品との光触媒濃度や時間経過による分解性能を比較しました。光触媒の濃度差は約10倍、その差は分解速度はもちろんのこと、分解力や持続性に大きな影響を与えます。
タイルにそれぞれの光触媒を塗布後、上から赤インクを吹き付ける。
※光触媒はそれぞれ5g使用それぞれのタイルの上に10円玉を置き、室内光で照射。ko-kin.光触媒を塗布したタイル歯光の当たった部分が白くなってきています。
60分後、ko-kin.光触媒を塗布したタイルは光の当たった部分のインクを分解して白く。他社製品はほとんど変化がないことが分かります。
人の往来が多い場所では、什器・家具、ドアノブや取っ手など様々なポイントに人が触れるケースが多いため抗菌・抗ウイルス対策は万全に行わないといけません。日々の清掃・除菌でカバーし辛いところも、光触媒コーティング施工を行ってウイルス不活化率をさらに上げていきましょう!